ところ

湧き水で涼を取る

火曜日, 7月 13th, 2010

蒸し暑い日が続く今日この頃。
そんな日は、近所に湧く清水に行って涼を取ります。

私の住む町内には、「青龍水」という清水があります。この水の静かな流れや澄んだ水面を見ているだけで身体の中に涼風が吹き込み、先ほどまで流れていた汗がすっーとひいていくような、心地よい気分になります。
ここは隣りの鉈屋町にある「大慈清水」とともに、平成の名水百選にも選ばれました。それほど清らかでおいしいということなのでしょう、近所の人はもちろん、遠くから車や自転車で汲みに来る人も少なくありません。我が家でも時々汲んでは、お茶やコーヒーに利用しています。盛岡の水道水は全国的にみてもおいしく上質であるといわれていますが、それでもやはり湧き水のほうが、さらにおいしく口当たりがなめらかなような気がします。

「青龍水」はもともと、小径をはさんだところにある寺「青龍山祇陀寺」の敷地内に湧いていた水を水源としていた共同井戸で、名前もその山号から名付けられたそうですが、昭和45年頃には水量が激減。その頃には水道も普及していたのですが、地域の人たちはそれまで親しんできた「青龍水」をなんとか保存したいと、そばに新しく井戸を掘ったとか。現在の「青龍水」は、この井戸からポンプで汲み上げられているものですが、それまでの湧き水とほとんど同じ水質だそうです。

昔の共同井戸がそうであったように、「青龍水」にも「一番井戸 飲料水 二番井戸 米磨用水 三番井戸 洗濯用水」という文字があり、かつて場所によって使い分けされていたことがわかります。
現代ではほとんどの人が一番井戸から飲料用として汲んでいくだけですが、私の子どもたちは小さい頃、暑い夏になると、三番井戸で足を浸して遊んでいました。
ちなみに昔も今も、地域の人たちがこの井戸を定期的に掃除して管理してくださっています。利用する時には感謝の心を忘れずに、ルールを守って使ってくださいね。

盛岡ブランドショップが移転オープン

月曜日, 5月 17th, 2010

桜は散ってしまいましたが、その後にやってくる5月という時期は、個人的に盛岡観光のベストシーズンだと思っています。その証拠にこの時期市内の主な観光スポットでは、県外からの修学旅行生の姿をよく見かけます。

そんな観光客向けに、盛岡の特産品ブランド認証商品の展示販売や情報発信をしていた「盛岡おもてなしプラザ Brand Plus」が、今月市内の中ノ橋通から鉈屋町に移転し、「盛岡ブランドショップ やおくら」としてオープンしました。

まず入り口を入ると、アンティークの雰囲気を漂わせた古いランプと柱時計がお出迎え。さらに、どこか懐かしく、どこか可愛らしく、どこかキッチュな特産品ブランド認証商品が、所狭しと並んでいます。

従来の店以上に、小物、手ぬぐい、食品、工芸品などと商品がバラエティに富んでいるので、旅のお土産にはもちろん、自分のふだんづかいにもぴったり。それらの中には、発売以来人気の南部鉄器製「天神さんの狛犬」もありました! また、街歩きの参考になるような本もありますよ。
でも何より新ショップの最大の魅力は、以前このブログでも紹介した「神の居る町家」をそのまま利用した建物にあります。神棚のある「常居」や奥の間では、盛岡ゆかりのお茶やオリジナルのコーヒー(各400円/しかもこだわりのお菓子付き!)もいただけるので、観光や散策の合間のひと休みにもオススメ。もちろん、町家の見学だけでも可能です。
街歩きが心地よいこの季節、街なかからちょっと足を伸ばして、気軽に「盛岡ブランド」を体感しに来てみてください。

●盛岡ブランドショップ やおくら
盛岡市鉈屋町3-10 八百倉町家内
電話050-3710-8224
営業時間 10時~17時
不定休
※「ブログを見た」という方には喫茶各種100円引き


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原敬の生家が限定開放

火曜日, 5月 11th, 2010

日本で初めて本格的政党内閣をつくり、「平民宰相」として知られた原敬。
原敬が生まれた本宮村(現/盛岡市本宮)には、ゆかりの資料を展示する原敬記念館とともに、15歳で上京するまで過ごした生家や移築された倉・書斎があります。
そのうちの生家が、没後90年の記念として限定開放されていると聞き、行ってきました。


記念館敷地内の南側に位置する生家は、原敬の祖父直記が今から160年前の嘉永3年(1850)に建てたもの。屋根は見事な萱葺きで、盛岡市の有形文化財に指定されています。
外観の印象よりも室内は広く、しかも、茶の間(応接室)、居間、次之間、女中部屋などと小さいながらも部屋数が多いのはさすが。それでも資料によると、現在残っているこれらは当時の5分の1程度で、もともとは藩主を迎えるための「御成座敷」もある、200坪の屋敷だったそうです。室内にさりげなく置かれた長持や絹の着物にも、原敬が由緒ある家庭で育ったことがうかがわれます。


残念ながら室内の撮影は禁止のため、その様子を紹介することができませんが、興味のある方だったらぜひ直接見学することをおすすめします。今回の限定開放は16日(日)までですが、秋にも9月3日(金)から26日(日)まで開放されるそうですよ。
生家の前の庭園には池や桜、ツツジ、梅など様々な木々があり、散策にもぴったりです。

●原敬記念館
盛岡市本宮字熊堂93-1
電話019-636-1192


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「らかん公園」の「栗割り桜」

木曜日, 5月 6th, 2010

先日紹介した茶畑の「らかん公園」には、羅漢像のほかに知られざる「名物」がもう一つあります。
それは「栗割り桜」
盛岡では「石割桜」が有名ですが、こちらは栗の木を割って桜の木が生えているのです。

写真ではちょっとわかりにくいかもしれませんが、公園側(写真の右側)は栗の木で、道路側(写真の左側)にはみ出しているのが桜の木。そのため桜のシーズンは道行く人の目を楽しませてくれ、一方で秋には公園で遊ぶ子どもたちに収穫の楽しみを与えてくれます。

桜の花そのものは、同じ公園内の他の桜の木と比べると種類が違うせいもあって小振りなのですが(ちなみに写真は5月3日に撮影した8分咲きのもの)、それでも珍しい1本とあって写真を撮りに訪れる人が少なくありません。
秋にはぜひ栗が実っている写真も紹介したいと思います。

「千手院」の「四季桜」が咲いています

火曜日, 4月 20th, 2010

今日の岩手県は全域で、久しぶりにあたたかい日のようです。盛岡も曇り空でしたが、春らしい陽気でした。
そのおかげで、待ちに待った桜がぼちぼち咲き始めてきましたよ。

これは、鉈屋町にある天台宗の寺「千手院」の桜。実はここの桜は、春だけでなく秋にも咲く「四季桜」として知られています。

北側の路地とを隔てる塀沿いに植えられているので、塀を越えた桜は年2回、路地を通る人たちの目を楽しませてくれるんです。特に満開の時には、立ち止まって写真を撮る人も少なくありません。
そうなるまでにはもうちょっと時間がかかりそうですが、ひと花ずつ開花していくのをゆっくり楽しみたいと思います。

●妙法山 千手院
盛岡市鉈屋町1-24


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