クワガタが繋いだ縁、水族館の支援金に


 趣味が興じてオオクワガタのブリーダーをする久慈市の会社員、吉田成希(まさき)さん(39)と東京都のブリーダー仲間、伊勢山和良さん(39)、長女の心菜(ここな)ちゃんは9月8日、もぐらんぴあ・まちなか水族館を訪れ、同館で販売したオオクワガタの売上金、約2万7千円を、同館を運営する「あくあぷらんつ」の宇部修社長に贈呈しました。

 被災前の昨年夏、水族館を訪れる子どもたちに喜んでもらえればと、趣味で繁殖させていたオオクワガタの販売を委託していた吉田さん。震災発生後、縁があったもぐらんぴあの被害状況を自身のホームページで紹介すると、全国のブリーダー仲間から「手助けできないか」と支援の声があがりました。

 東京の伊勢山さんをはじめ全国各地6名のブリーダーから、約30匹のオオクワガタの提供を受け、まちなか水族館の一角でオープン当日から販売を始めました。販売したオオクワガタの中には、和良さんの長女、心菜ちゃん(6)が育てあげたオオクワガタも含まれています。

 8日午前、家族5人で同館を訪れた伊勢山さん一家。心菜ちゃんは「もぐらんぴあが元気になりますように。大きくなったらまた来ます」と手紙を読み上げ、思いの込められた封筒を宇部社長に手渡しました。

 宇部社長は「魚たちが元気に暮せるように大事に使います」と笑顔で返し、お礼に同館のグッズをプレゼントしました。

 心菜ちゃんの父、和良さんは「元の水族館が復活できるよう今後も協力していきたい」と語り、吉田さんは「全国からいただいた励ましのおかげで今日を迎えることができた。支援に感謝したい」と感慨深く語りました。


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