陸中野田―田野畑間が運転再開 名物の眺望も復活

 三陸鉄道(望月正彦社長)は4月1日、北リアス線の陸中野田―田野畑間の運行を再開しました。

 約13カ月ぶりの運転再開を記念して久慈、陸中野田、普代、田野畑の4駅でイベントを開催。普代駅では「駅―1グルメ&普代うまいもの市」と題してイカなどの炭火焼きや同村商工会青年部が「こんぶドッグ」を提供し、鉄道利用客の心をつかんでいました。

 柾屋伸夫村長は「この1年、通勤通学など生活の足として三鉄の必要性を感じ続けてきた。今日の開通を村民とともに喜び合い、改めて利用促進を訴えていきたい」とあいさつしました。

 午前10時20分に久慈駅を発車した2両編成の車両が同11時、普代駅に到着。団体ツアー客を含む多くの利用者や鉄道ファンが降車し、久しぶりにホームに活気がよみがえりました。野田村の安家川橋梁では徐行運転をし、乗客に太平洋を望む雄大な景色を贈りました。

 三陸鉄道は2014年4月までの全線復旧を目指しています。


学校枠越え春休みに交流

久慈市の中高生ボランティアやまちづくり団体などで構成する「こども支援子供交流会」(日當光男会長)の交流事業「スマイルキャラバン」は3月31日、4月1日の2日間、二戸市の県北青少年の家で行われました。

 県北最大の被災地である野田村を含む久慈管内の児童に、学校の枠を越えた交流の場を提供するのが狙い。42人の小学生を含む約100人が参加しゲームやもの作りを通して交流を深めました。

 開会式で日當会長は「この2日間でたくさんの思い出と友だちをつくってほしい」とあいさつ。31日午後にはミサンガ作りを開催。参加者はボランティアスタッフの指導のもと、友だち同士で教えあったり、大学生のお兄さん、お姉さんとの会話を楽しんでいました。

 野田小6年の道上まどかさんは「スケートが楽しかったし、難しいゲームも新しい友だちと協力してできた。春休みの思い出になった」と帰りを出迎えた家族に報告していました。


街コンで沿岸から元気発信

 街全体を巻き込んだ合コンイベント「リアコン7(セブン)」(実行委員会主催)が4月29日、久慈市内17カ所の飲食店などを会場に開催予定で、男女の出会いや交流の促進、中心市街地の活性化などに期待が寄せられています。

 男女ともに最大350人、計700人の集客をもくろむ同イベント。ピンク、黄色と色違いのリストバンドを装着すことでパートナーの有無を区別するなど配慮も万全で、イベント専用の携帯サイトにアクセスすると各店舗の混雑状況などがひと目で把握できるなど工夫もなされています。

 男性3500円、女性3000円で何店舗でも時間内食べ放題、飲み放題で、参加店舗は居酒屋やカフェ、洋風レストランなど多彩。イベント運営に携わる街の駅・久慈の柏木美子さんは「普段話すことのない人とコミュニーケションをとる場としても良い機会だと思う。同じイベントに参加した人同士の一体感で大いに盛り上がってもらいたい」と盛会を願っていました。

 参加申し込みの締め切りは4月10日
 申し込みはイベント特設サイトか専用ダイヤル(080―3339―9277)から。


笑顔弾けるグルメ&キャラまつり

 地産食材を使った料理や地元で愛されるキャラクターが登場する「ご当地グルメ&キャラクターまつりin久慈」(久慈商工会議所主催)は3月25日、久慈駅前広場ややませ土風館などで行われ、親子連れを中心に賑わいを見せました。

 久慈市が誇るB級グルメ「久慈まめぶ汁」、特産のニンニクが効いた青森県田子町の「田子にんじゃー麺」などユニークな料理が大集合。のんちゃん(野田村)、ホッキ貝のキャラクター「ホッキーナ」(三沢市)など14のキャラクターに加え、特別ゲストとして滋賀県彦根市の「ひこにゃん」が登場し、会場を湧かせていました。

 洋野町の工藤淳さんの長女柚佳ちゃん(3)は「触ったらふわふわしてかわいかった」とご機嫌。彦根市役所観光振興課の林達也さんは「ひこにゃんも温かく迎えてくれたことを喜んでいる。キャラクターに触れ合うことで少しでも前向きな気持ちになってくれればうれしい」と東日本大震災の被災地久慈を気づかっていました。


若者目線で課題発表


 久慈市と岩手大学が協同で地域の課題などについて意見交換する「Kuji Cafe」(久慈市など主催)は3月21日、道の駅やませ土風館で行われ、参加者は学生の研究発表に新たな地域活性策を模索しました。

 よそ者、若者、馬鹿者の視点による地域活性化をテーマに、3人の岩手大生がまちづくり、観光、山村文化や農業について独自の研究結果を発表。観光に関する若年層へのアプローチについて研究した同大学農学部の小高直人さん(4年)は、市民などを対象に実施した聞き取り調査のデータをもとに「10代後半から20代前半の若者は、食に対する興味度が高く、食事代も削らない傾向。B級グルメなどをアレンジしてPRするのも一つの手。広域町村との連携も重要」との見解を披露しました。

 学生による発表を受け市民や観光関係者などが意見交換し、かっ達な意見が飛び交っていました。同大学と久慈市都市計画課が企画する、住民主体のまちづくりについて考えるワークショップに参画した久慈青年会議所の新田裕介理事長は「過去3回のワークショップを通じて、これまでと違う視点で久慈市を見ることができた。まちづくりについてより深く考える機会にしたい」と意義を語りました。


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