「技のデパート」軽妙に講演

 第6回洋野町教育振興大会(兼第6回洋野町生涯学習大会、同町教育振興会など主催)は4日、洋野町文化会館で行われ各地区における青少年教育などについて多彩に発表されました。

 洋野町中野、帯島、向田地区の代表者が小中学生の学びや地域活動に対する実践例を発表。「学校及びPTA同士が連携して、進級時でもスムーズに学びの場を整えることが大事」、「洋野町は伝統的な地域活動が多い。地域みんなで子育てをする『地域力』が重要」など日頃の活動に基づいた意見が出されていました。

 記念講演にはスポーツキャスター、大相撲解説者でおなじみの元小結舞の海秀平さんが「夢は必ずかなう」と題して講演。現役中「技のデパート」の異名をとった舞の海さんらしく、軽妙な語り口で現役時代やテレビ中継の舞台裏を熱弁。「引退後は自分の部屋を持って親方となり、横綱を育ててみたかった。かなわない夢もあるのかな?」とおどけると、会場は笑いに包まれていました。


新酒完成、飲む人造る人に福を

 久慈市の酒造会社「福来」(大沢光太社長)は28日、市内の催事場で新酒の完成を祝う会を開き、来場者は升に注がれた新酒で乾杯し、造りたての軽やかな味わいに酔いしれました。

 関係者約100人が参加。大沢社長は「3年連続で金賞を獲得した大吟醸など、豊富に取り揃えている。大いに楽しんでほしい」とあいさつしました。

 震災当時、瓶が倒れるなどの被害は無かったものの、物流の一時的な停止に加え、飲酒を自粛する動きなどから二次被害を受けました。その後、被災地の産品を積極的に消費することで、支援しようと県外からの注文も増えています。

 杜氏の簗田嘉江さんはこの道40年の大ベテランで、福来の酒造りに携わり6年目。大吟醸が全国新酒鑑評会で3年連続を含む4度受賞するなど、輝かしい功績を残しています。「酒は米と水で80%決まる。この地と私自身の好相性を感じている」と語ります。今年の新酒については「昨年は米が豊作だったことから、例年より出来が良い。自信を持っておすすめしたい」と胸を張っていました。


両姉妹都市との友好アピール

 久慈市と姉妹都市関係にあるフランクリン(アメリカ)と、クライペダ(リトアニア)両市について広くPRする「姉妹都市ランド」(市国際交流協議会主催)は28日、やませ土風館で行われました。

 両都市への訪問事業の成果や友好関係を、市民により知ってもらおうと初めて企画。フランクリン市と50周年、クライペダ市と20周年の訪問事業を収めた写真パネルや記念品が展示されるなど、来場者の関心を集めていました。

 また、久慈市のALT(外国語指導助手)ジョン・パリッシュさん、エリカ・ワードさん、レネー・エストリッジさんによる英会話レッスンが行われ、参加者は英会話や歌で3人との交流を楽しんでいました。

 同協議会桑田和雄副会長は「両都市との友好関係の歴史は深い。このような機会を増やし子どもたちにも友好の歴史を伝えていきたい」と語っていました。


恐る恐る、でも楽しい! 水族館が出前授業

 もぐらんぴあまちなか水族館による出前授業は24日、久慈湊保育園(中田恵子園長、児童80人)で行われ、小さな海の生物とのふれ合いに子どもたちは目を輝かせていました。

 同水族館による小学生以下が対象の出前授業は今回が初めて。久慈市内の磯で採取したイソガニ、イトマキヒトデ、ヤドカリなどが用意され、子どもたちは怖がりながら手を伸ばしつつも、夢中になって小さな生き物とのふれ合いを楽しんでいました。また、飼育員から生き物の体の仕組みについて説明を受けると驚いた表情を見せていました。

 松前壱幸(かずき)(6)くんは「ヤドカリに触ったりして楽しかった」と笑顔を見せていました。

 同水族館展示課の日當春樹さんは「子どもたちが身近な生物に興味を持ってくれてうれしかった。水族館にも足を運んでくれれば」と成果を語っていました。


子どもたちとのつながり忘れず

 地域子育てフォーラム「子どもたちのために今できること」は22日、洋野町民文化会館で行われ、参加者は大人と子どもたちとのつながりについて理解を深めました。

 洋野町の子育て支援サークル「★どろだんごの会」(荒巻敏子代表)が主催。同会は地域の子どもたちへ遊びの場を提供するなどのボランティア活動を展開。また昨年3月の震災以降、積極的に支援物資提供の呼びかけや支援団体への協力を行ってきました。活動を通して感じた、人と人とのつながりをテーマにフォーラムを企画しました。

 昨年4月から同団体のボランティア活動に参加している、種市高校の神田真由美さん、荒沢遥さんが、子どもたちとの交流を通じた体験談を発表。「これからもボランティア活動に積極的に活動し、地域を明るくしていきたい」と意気込んでいました。

 また奥州市水沢青少年育成市民会議、大村千恵事務局次長を講師に講演を実施。大村次長は「子どもたちは地域の宝であり希望。子どもたちのために若者、中高生を含めた子どもたち同士が助け合える環境を整えるのが大人の役割」と熱弁をふるっていました。


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