10 Sep写真で見る三陸の姿

 ご無沙汰しました。
 といいますのも、3月の大震災で被災しました。
 人生、ほんとうにわからないものです。そして、震災から半年になろうとしていますが、今もなお「被災するってこういうことなんだなぁ」と実感している日々です。
 被災されたみなさんの、あの日目の前で見てしまった光景の記憶は消えることはないと思いますし、実際に被った被害やそれに伴う心の傷が癒える日がいつ来るのか、安心して暮らせるようになるまでどれくらいかかるのか、先が見えなくてほんとうに辛いと思います。
 でも、時はつねに前に進んでいますし、何ごとも永遠にそのままで止まっていることはありません。自力で進めるときは進み、進めないときは時の流れにゆだねて、そのときそのときをともに過ごしていきましょう。がんばることを休んだからといって、状況が停滞するようには見えても、これ以上悪化することは多分ないと思うのです。ケガをしたときも、直後はとても痛いけれど、時間とともに痛みは薄れるではないですか。私たちもきっとそうなれると信じて…今は辛いけれど、時間はかかるかもしれないけれど、いつか痛みが薄れて元気になれることを信じていきましょう。

 そういうわけで、内陸に引っ越しましたのでご紹介するエリアが少し変わるかと思いますが、これからも引き続きよろしくお願いいたします。

 さて、新聞などでも紹介されていますが、盛岡で「よみがえれ三陸――大災害を乗り越えて――」という写真展が開催されています。撮影したのは、「写真家」ほかさまざまな肩書きを持つ多賀谷真吾さん。三陸を愛してやまない多賀谷さんならではの視点で切り取った洋野町から気仙沼市までの三陸の風景など15点を展示しています。3月の津波で姿を消してしまった、干潮のときにだけ現れる山田湾の浅瀬の美しいカットもあり、「また何年後かに現れるといいのですけど」と多賀谷さん。
 ほとんどが震災前の風景なのですが、1点だけ被災後のものもありました。「いのちの灯火」というタイトルがつけられたその写真は、津波にやられた木々の間にニッコウキスゲが鮮やかに咲いていました(撮影地:山田町漉磯海岸(スクイソカイガン))。

 会場では、多賀谷さんの写真集やオリジナルポストカードのチャリティー販売も行っています。また、9月11日14時~15時30分にはトークショーも開催されます。。
 会場となっているカフェも、とてもやさしい雰囲気の癒される空間です。

多賀谷さんと写真集「いわて旬華愁凍――イーハトーブの国から」

多賀谷真吾写真展 
期間:9月19日まで 10:00~18:00
(最終日は17:00まで・9月14・15日はお休み)
場所:フォト&カフェ ソルナ 盛岡市稲荷町5-4
TEL:019-601-2091
 …盛岡自動車学校と焼肉冷麺ヤマトの間を入り、稲荷神社の手前です)


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