20 Nov釜石まつり~後半

 もっと早く後半編を書くつもりだったのですが、こんなに間があいてしまいました。

 さて、まつり最終日の17日は、尾崎さんと新日鐵釜石山神社(以下「山神さん」)の合同祭です。
 まずは朝、神楽、虎舞などが尾崎さんに集まります。尾崎さんから御神輿を連れて下りてくるとまちとは反対の東側へ向い、市場の方を回って昭和園グランドへと向かいます。そして、そこから山神さんも加わった行列となって、ウナギの背骨のような唯一の釜石の大通りを練り歩くのです。

 むかしにくらべて人口が少なくなっている釜石ですが、このときのまちはさすがに人が集まります。全団体が踊るホテルサンルート前は、時間ギリギリに行くと人だかりです。


 そこで、こんなことに…


 よく、こうしてとまっているトリを見かけますが…(笑)。
それにしても、2つの足よりも小さなスペースに、つかまるところもないのによく乗れましたね! 落っこちないように気をつけてくださーい。

 次の画像は神楽。踊っているのは小学生。頭(かしら)が小さく、お顔もかわいらしいです。


 ちなみに大人の頭はこんなです。


 そして虎舞。


 神楽、虎舞の後に御神輿さん登場します。手前が尾崎さん、後ろが山神さんです。


 尾崎さんは、魚市場からまた船に乗って青出浜の奥宮に帰るのですが、御神輿が到着する前に市場でも全神楽、虎舞が踊ります。時間は15:30ころですが、秋の太陽が早くも傾きかけるなか、海の前の古くなった魚市場でというシチュエーションはまちなかの行列のときよりも一層盛り上がります。
 まちなかと違って、このとき市場に来ている人というのは、まつり好きの大人か楽しんでいる子どもたち、あるいは市場の近辺に住んでいるか、まつり関係者といった、いわゆる「濃い」人たち。なので、みんなのなかに「もう少しで御神輿さんが帰ってしまう」という寂寥感みたいなものもあるのだと思います。

 尾崎さんの出立を山神さんもお見送りにきます。


 なにか気づきませんか?

 そうです、行列のときと御神輿が違うのです。
前に尾崎神社の宮司さんに聞いたところ、行列のときの御神輿は大きくて船に乗せられないので、行き来のときは小さい御神輿に乗り換えていただくのだそうです。
釜石のみなさんはご存知でしたか?

 帰りは、来るときの曳き船と違ってこぢんまりしていますが、全神楽、虎舞と、まつり見物客みんなでお見送り。通常、御神輿さんには拍手を打って頭を下げますが、このときは手を振っちゃいます。


 ウチのあたりでは、まつりの1ヶ月くらい前になると、夜、笛や太鼓の練習の音が聞こえてきます。小さいときからずっとそれを聞いて育ってきた地元の人間にとっては心に響く音です。響き方は人によっていろいろだと思います。「また来たな」とウキウキするのかもしれないし、去年のおまつりからこの1年の間にあったことを思い出す人もいるかもしれません。

 この、威勢のいいまつりの虜になったわが同級生たちは、市外、県外に就職していても、まつりになると仕事を休んで帰ってきては、2日間燃焼して帰っていきます。見る方にもそういう人がいます。岸和田のだんじりだけではないのです。

 また来年のおまつりが楽しみです。

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