田園の中のアトリエ「花巻文化村」

Posted 8月 19th, 2010 by 味園 史湖

花巻空港の東側にある田園地帯の中・・・。

田園

ここに、不思議な場所があります。

外観

実はこの建物、とある版画家のアトリエなんです。
名前は「花巻文化村」といいます。

花巻出身の作家・宮沢賢治は、
かつて「羅須地人協会」という場所を構え、
地域の農民に農業や芸術を教えていました。

この賢治の考えに共鳴した木版画家の井堂雅夫さんが、
「現代の羅須地人協会を作りたい」と
農家を改装してアトリエにしたのがこの場所です。
岩手県のNPO第一号だそうで、
一般にも開放されています。

中に入ると、摩訶不思議な空間が広がっています。

こちらは井堂さんの直筆の絵が描かれたふすま。
外すのが難しいので、立ったまま描かれたそうです。

ふすま

井堂さんの作品だけではなく、
手作りのぞうり、染め物、絵本、ステンドグラス・・・。
いろんな方の手作り作品が並ぶアトリエの中を
心地よい風が通り抜けていきます。

セミの鳴き声が響く庭をお座敷から眺めると、
なんだか「昔の夏休み」の風景の中にいるような気分。

庭の眺め

この花巻文化村では、玄米を使った食事など、
ヘルシーなメニューを提供しています。
この日は、文化村の方イチオシという
「稗麺(ひえめん)」(750円)をいただきました。

これがびっくりするおいしさ!
「芽吹き屋」さんのひえ麺を使ったメニューだそうで、
揚げたひえ麺の上に、あんがかけてあります。
トロトロ、しかしサラサラの絶妙なあんと
パリパリの稗麺の相性が抜群です!

稗麺のさわやかな後味、この日の夕方まで舌に残っていました。
次はいつ食べに行こう・・・。
そんな気持ちになるメニューです。

ちなみに、この花巻文化村では、
和室を貸し出しています。
値段は、なんと1日500円。
1時間じゃなくて1日です!
しかも、食事に利用するなら無料でOKとのこと。

まずはここを訪れてもらい、
いろんな人たちとつながっていきたい。
そんな思いから、利用しやすい設定にしているそうです。

その他にも、花巻文化村では、
琴や版画、陶芸、木工、そば打ちなど
いろんな体験も出来るようになっています。

8月22日(日)は花巻文化村の夏祭り。
15:00~敷地の中で
音楽イベント、屋台、お化け屋敷、花火大会などを行います。
気になった方は、田園の中の不思議なアトリエを
是非のぞいてみてくださいね。

特定非営利活動法人
 花巻文化村協議会

 岩手県花巻市葛 8-283-1
 TEL:0198-26-2773
 定休日 水曜
 開館時間 10:00~17:00(冬期は~16:00)
 入館無料

One Response to “田園の中のアトリエ「花巻文化村」”

  1. イーハトーブさんぽ − 花巻文化村さくらまつり

    [...] 先日、花巻文化村で行われた さくらまつりに行ってきました。 [...]

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