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http://youtu.be/1I3t6ybT4jo http://youtu.be/oKtkhoib-BA 東京駅の65のレストランとショップが団結し、岩手の復興応援を目的とする「ニッポンおいしいフェア~岩手復興応援編vol.2」が3月16日まで開催されました。これは、岩手の食材を使ったオリジナルメニューを東京駅のレストランゾーンやエキナカ商業施設で展開するもの。昨年10月から11月にかけて行われた企画の第2弾でした。  このとき使われた食材は、いわて短角牛、ほうれんそう、ラズ...
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http://youtu.be/oKtkhoib-BA 岩手の工房の個性ある作品とそのつくり手たちと出会えます。 今年は【高田松原の「マツ」でつくる】をテーマに各工房の作品も展示されます。 会期/11月5日(土)10:00~17:00      6日(日)10:00~16:00 会場/岩手県公会堂2F 21号・26号室 主催/いわて木の工房会 お問合せ/おりつめ木工 和山 忠吉 ...
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今回ご紹介する「心の復興支援事業」は、テレビなどでよく耳にする、子どもたちの心ケアではありません。  大人や家族を中心とするものであり、また発達障害(アスペルガー・ADHD・高機能広汎性発達障害その他自閉症スペクトラムに属する人々)を持っている当事者の当事者による当事者のための、講演会とワークショップです。  わたしはあの震災後、避難所に入らない方たちがいることを聞きました。避難所に入らない理由は...
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10月22日土曜日、いわて県民情報交流センターアイーナ4階の県民プラザにおいて、「三陸を応援!第3回復興バザー」が開催されます。  今回で3回目となるこのバザーは、アイーナの全施設が一体となり、バザーを通じて被災地を応援しようという催しで、被災された方々が商品を持ち込み販売する『被災地からの販売ブース』、個人参加による『個人出店者ブース』、そしてアイーナ館内の施設から提供された品を販売する『アイーナブー...
7月

28


 東北唯一の地方競馬がある岩手県! に住んでいながら、行ったことがない競馬場。やはり一度は行かねばなるまい。「競馬っていったら、『マイ・フェア・レディ』でしょう。紳士淑女の社交の場よ」と意気込んで、盛岡競馬場の観戦ツアーに申し込んだ。

 どんな紳士淑女だって、初めてというのは分からないことだらけ。ツアーというのは、ありがたい存在だ。しかもこの観戦ツアーは、女性限定。初心者のための競馬講座、ホテルスイーツの食べ放題に特製ランチまでついている。そして、クラブハウスでゆっくり観戦なんて、「やっぱりわたしは、マイ・ファア・レディ~(うっとり)」。
 レディたるもの、服装にも気を配らなくてはいけない。何といっても今回のツアーは「会員制クラブハウス」を利用とのことなので、Tシャツやジャージはダメ、ダメ。ツッカケなんてとんでもない。「準フォーマルでお越しください」って、「留袖かぁ?」と悩んだ結果、浴衣でお出かけと相成った。

 初めての競馬場の印象は一言、「キレイ」。近代的なガラス張りの建物で、入り口ゲート前には、いろんな馬のオブジェが立ち並んでいた。ここ本当に岩手県の競馬場? どこかの多目的アリーナみたい。ゲートをくぐると、左手のほうでラジコンのレースが行われていて、お祭りのような雰囲気がある。レースを見に来ている人も、どこかゆったりとしていて、イメージしていた競馬場とはぜんぜん違っていた。

この日のメインレースは、岩手の3歳牝馬のチャンピオンを決める「ひまわり賞」。ひまわり賞は第10レースなので、それまでのレースで、競馬新聞のマークの見方とか馬券の買い方に少しずつ慣れていく。ハズだった。いや、なんとなく慣れてきた感じはする。でもマークの意味は分かっても、二重丸が来ない……。いや、来るには来るが、毎回来るわけではない(当り前か)。そのため、その日のレースでは1着から3着までを着順通りに当てる3連単で100円が10ウン万になっていた。すごい!
 配当金の額を映し出す画面をナナメに見ながら、気分転換にスイーツバイキングを頬張る。が、美味しいスイーツを食べてる途中も、「次のレース、買わなくちゃ」と、席を立って馬券を買ってくる。マイ・ファア・レディも、意外に忙しいのである。

 馬券の買い方には、8通りもの方法がある。もちろん、ここに来て初めて知った。1着の馬を当てる単賞。3着までに入る馬を当てる複賞。1着2着になる馬の枠番号の組み合わせは枠複と呼ばれ、1着2着になる馬の馬番組み合わせは馬複と呼ばれる。
 とりあえず、頭のふたつの買い方で挑戦。100円程度の額なのだが、これが思った以上に力が入る。スタートのときはベランダに出て、最終カーブをまわってストレートに入ってくる頃には、自分が買った馬番を連呼するまでに。「さんばん、さんばん、さんばぁ~ん」「ご、ご、ご、ごばぁ~ん」「くるな、くるな」「はしれ! はしれ!」

あたり構わず、ただただ声を張りあげることができる。腹の底から声を出すって、健康にいいだろうなあ。 初めのうちは、ぺっこばり おしょし(少し恥ずかしい)んども、それでも100円とはいえお金をかけていると、やっぱりモトはとりたい。だから、必然的に応援に熱が入る(笑)。

 10レースのひまわり賞では、少々欲を出して、枠複を買ってみた。結果は7-7。わたしは7-6。あえなく撃沈してしまった。えっ? でも枠で7-7って、どういうふうにマークつければ買えるの? なにかワザがあるわけ? まだ、知らないことだらけだ。どこかモンモンとして家路についた。そして、たどり着いた結論。
 今度は絶対、当ててやるぅ!!!

7月

26

7月17日、いい感じの曇り。予想最高気温31度。家から八幡平方面を望むと雲ばっかりだ。本当に登れるのかなぁ? と半信半疑。でも、行ってみなくちゃ分からないのが、山の天気である。
 午前9時、八幡平アスピーテラインレストハウスに到着。と、「あっ!? もう来てるぅ」。
今日は早池峰で知り合った駒木さんに誘われて、八幡平で待ち合わせというわけ。今まで山に登ろうなんて思ったこともなかったわたしが、今年は山によく来ている。何がいいのか分からないが、なんか楽しい。来週は岩手山に登る。その前に足慣らしするのが、今日の最大の目的だ。

ここ八幡平は、広い高原のところどころにピーク(頂上)があり、それぞれに名前がついている。とりあえず畚岳(もっこだけ)へ。レストハウスから藤七温泉に向かう途中にある、ひょっこりつき出た山だ。歩を進める道の脇には、見たこともない草花が咲いている。ギンリョウソウは全体的に白っぽく、雨にあたったせいか透明にも見える。立ち姿はまるで円山応挙が描いた美人幽霊図のようだ。でも花を真正面からみると、目玉おやじにも見える。


その近くには丸くてコロンとした白い花。イメージは、スズランのような……。こっちの稲穂みたいなのは、触るとネバネバ。糊が手にくっついたみたい。釣鐘みたいな青紫のハクサンシャジン。ヒナザクラにハクサンボウフウ。なんでもない道端に咲いている小さな花が、可愛くきれいに見える。白い花が目立つなか、頂上近くではニッコウキスゲが青空をバックに咲いていた。

その空には、まるでスペアリブみたいな雲。おや? 七色にキラキラしてる。彩雲だ。吉兆の前触れといわれる雲で、まるでオーガンジーのストールみたいに、ふわふわでキラキラだ。わたしがふだんの生活を送っているときも、きっと同じような現象が起きているのだろうが、山に登っているときと違って、こんなに周りの景色を見ることもない。

それにしても、花の名前のなんと楽しいことか。キリンもいれば、ウサギもチドリもいる。ほとんどが小さな花で、いくら本やネットで見て「何センチ」と書いてあっても、想像しているのと見るのとでは大違い。しゃがんで見ないと、見逃してしまうものがほとんどだ。それに同じ花でも、八幡平の場所によっても、花びらの厚さが違ったり花の色が違ったりする。

八幡平の面白いのは花だけではない。湿地帯に点在する沼が、なんて美しいのだろう。雲が水面に映り、まるで鏡みたいだ。場所によっては、クレーターに水がたまっているところもある。大きな八幡沼に至っては、一筋だけ水の色が違うところがある。もしかすると、ネッシーならぬハッチーがいるのかもしれない……と思ってしまう。

この沼に続く道はきれいに整備され、石畳や木道になっている。ゴツゴツした岩もあるので、ピークに登るにはサンダル履きでは無理だけど、ちょっと散策という感じなら、誰でもすぐ歩いていける。実際、サマードレスにサンダルといった出で立ちの女性や、「温泉の帰りに来てみたよ」的な家族も見受けられた。気軽に来られるところだと実感した。だから、「キツイ登山はムリ!」という人にも、涼しい風に吹かれながらの湿地帯散策はオススメです。花好きの人なら、なおのこと。どうぞ、八幡平の自然を満喫してください。

7月

16

この前、織姫になったばかりなのに、今度は弁慶になってみた。「弁慶って何?」ですって? 実は、7月10日(土)に行われた「第18回弁慶鉄下駄飛ばし大会」に参加したのだ。この大会は、今年で31回目となる奥州市南部鉄器まつりのイベントである。

「我が家でも昔は、鉄瓶でお湯を沸かしてお茶を飲んでいたなあ」などと思いながら、出展している工房の方々とおしゃべり。通常の4割引という値段に、鉄欠乏貧血症の心は揺れて……。と、ここで、アナウンス。
 「2時から、弁慶の鉄下駄飛ばし大会を行います」
 そうだ、今日は鉄下駄を飛ばしに来たのだった。買物は横に置いて、会場へ。

鉄下駄飛ばしには、3つのエントリークラスがある。子どもの部(下駄の重さ3キロ)、女性の部(同2キロ)、そして男性の部(同5キロ)だ。それぞれの重さの鉄下駄を履き、「明日天気になあ~れ~」方式で「エイヤッ」と飛ばす。こう書くと単純そうに思えるが、これがなかなか。
 試技の前に、主催者から説明があった。
 「いつもは下駄が転がり、止まったところで計測いたしますが、本日は午前中の雨により、着地点の砂場が重馬場になっております。そのため、記録が出にくく、純粋に飛んだ距離が成績になるかと思われます。また、足元が滑りやすくなっております。力が余って壇上から落ちた場合は失格となります。皆さん、滑って落っこちないように頑張ってください」

まずは子どもの部。3キロの下駄は、小学校高学年でもなかなか飛ばないのに、幼稚園くらいの女の子が挑戦。でも、下駄が持ち上がらない。「がんばれぇ!」と司会の人も応援する。どうにか動いたが、飛ぶまではいかない。でも、よく頑張ったねえ。子どもたちは軒並み悪戦苦闘だ。そりゃあそうだよね、下駄なんて履かないから、指で握って放すって難しいよねえ。
 と、他人事のように思っていたが、いざ自分の番になると、これは重い。子どもたちのより1キロ軽いはずなのに、2キロってこんなに重いの? ほかの人たちは6メートルとか飛ばしているけど、ぜったい無理。2メートルもいかないかも。飛ばした瞬間に台から滑り落ちるかもしれない。いろいろなことがグルグルと頭の中をめぐっていく。しかし、やるしかない。我に返って鼻緒を指でぎゅっとつかみ、ブンと足を振ってみた。弁慶のように力強く。おお~、飛んだじゃん。5メートル50。「これってすごくない?」と、本日も自画自賛だ。

ところが、そのあとの男性の部がすごかった。岩手式で言うなら「じゃっ、じゃじゃじゃじゃ~!(岩手の感嘆詞です)」って感じ。少しばかり恐怖も感じたので、実際には声も出なかった。なんと、男性の部優勝者の記録は、8メートル82.あまりのすごさに、会場にいた人は皆、度肝を抜かれた。この健脚の持ち主は、盛岡市の向井田修さん。毎年、奥さんといっしょに南部鉄器まつりに来て、一品ずつ買っていくのだそうだ。もちろん、鉄下駄飛ばしにも参加している。奥さんも、女性の部に出場していた。奥さんが言うには「今年は自分の記録をねらいに来たの」とのことで、ふたりとも自己ベストを更新。ご主人の大記録をとても喜んでいた。健脚・向井田さんの外見は、とてもスマートで、背もすごく高い。弁慶というより、ベルギーのサッカー選手みたいと思っていたら、「昔、サッカーやってました」。なるほど、納得だ。

この大記録は、破られるのだろうか。破る人がいるとすれば、やっぱりサッカー経験者か。地元チームのグルージャの選手とかが来たらどうなるだろう……。ついつい、よけいなことを考えてしまうのだった。

7月

12

カンカン、たんたん、ぱんぱん。リズミカルな機織りの音が建物に響いている。「第13回亀甲織まつり」が、6月26日(土)から3日間にわたって雫石コテージむらで行われた。毎年開かれるこのまつりは、亀甲織の紹介と亀甲織の展示・販売を兼ねていて、いろいろなデザインの作品と出会うことができる。亀甲織は麻を使った織物で、雫石町の特産品だ。織地の六角形模様が亀の甲羅に見えることから「亀甲織」と呼ばれている。

亀甲織を織っているのは「しずくいし麻の会」というグループで、メンバーは全員雫石町民である。というか、町民に限られている。というのも、材料となる麻は、通常は栽培が認められていない。しかし、町が毎年、県にお伺いを立てて許可をもらい、麻の栽培を行っている。この伝統工芸伝承には町役場の力がとても重要なのである。そのため、「しずくいし麻の会のメンバーは雫石町民に限る」というお約束があるのだそうだ。一度途絶え、復活させた歴史をもつ亀甲織を伝承していくため、町をあげて力を注いでいるのだ。

しかし、年に一度のまつりのときは、いつもは触ることの出来ない部外者でも「はた織り体験」ができる数少ないチャンス。わたしも早速、織姫もどきになってみた。体験会場には、4台ずつ向かい合わせで8台の機織り機が置かれ、先ほどから機織りの小気味よい音を立てている。なんと体験をしていたのは男性だった。織機にはそれぞれ色の違う糸が掛けられ、最初の部分が少し織られている。これからどんなものを織っていくのか、イメージが湧きやすいようになっているのだ。糸の色は青やピンクが多く、色の濃さが少しずつ違っていた。草木染めで染めているという。わたしはその中から、アカネで染めたという少し濃いめのピンクを選んだ。

機織り機に座る前に、腰にベルトをつける。チャンピオンベルト(?)くらいの幅で、革でできている。このベルトの左右に紐がついていて、いちばん手前の横棒に掛けると、たて糸がピンと張る仕掛けだ。足元に踏み板はなく、想像していたものより小さめだ。しかし、この小さめの織機で使う杼(ひ、と読みます。よこ糸を通すための道具)は、やたらと大きく、織物の幅くらいある。でも、織り始めるとその意味がわかった。通したあとによこ糸を詰める作業も、この杼で行うのだ。以前、沖縄で織物体験をしたときは、さして力が必要なかった。教えてくれる先生に「そんなに力を入れたら、織機がこわれちゃうよ」とまで言われた。しかし亀甲織はまったく違う。麻という硬い糸を使うためか力がいる。となりのお兄さんのような綺麗な音は、わたしにはなかなか出せなかった。

25センチほどのテーブルセンターを織るのに1時間ちょっと。途中、動作ミスがあり真ん中あたりにポイントができてしまったが、初めてにしては上出来だ。自画自賛。1時間があまりに楽しかったので、こんなに楽しい機織りをせず、いっしょに遊び呆けてしまった織姫のお相手の彦星って、どんなに魅力的な男性だったのだろうか……などと、いらない想像もしてしまった。いつもは糸の始末に三つ折で縫うとのことだが、今日はボンドで端をとめ、アイロンをかけて出来上がり。夏向きのテーブルセンターの完成である。

「わたし、亀甲織のバックが欲しくて探したことがあるんですよ」と話すと、しずくいし麻の会の方が「亀甲織は出来合いでも安くないから、気に入った色やデザインを選んで注文したほうがいいですよ」と、教えてくれた。そして付け加えた。「ただ、少し時間をいただきますが」

亀甲織の商品は、「いわてやま」というページで紹介されているとのこと。興味のある方は、ぜひそちらもご覧ください。

いわてやま http://www.iwateyama.net/

7月

07

岩手さん.comでは現在、「いわてwebコンテンツグランプリ」の作品を募集中である。
 「webコンテンツグランプリって何?」と、疑問に思う方もいることだろう。この企画は、多くの岩手県民、または岩手にゆかりのある方々が、気軽にWeb上で情報発信することを目的としている。テレビの視聴者投稿が、webに置き換わったと思えばイメージが湧きやすいかもしれない。

Mr.Okano

アルファベットとカタカナのハイカラなネーミングに合わせ(?)、それぞれの部門の審査員もバラエティに富んだ素晴らしい布陣だ。グラビア撮影やCDジャケット撮影などを手がけている写真家・尾形正成氏。女優で脚本家でもある近衛はなさん。岩手のミュージックシーンの草分け的存在の黒沼亮介氏。そして、ハリウッドで活躍するCGクリエイターの岡野秀樹氏である。その岡野氏を迎えて、いわてwebコンテンツグランプリ特別セミナー「メイキング オブ ハリウッドVFX」が去る6月28日(月)、盛岡市内で開催された。

岩手さん.com スタッフも、もちろん参加。「VFXって?」「岡野さんて、どんな人?」「気難しくはないかな?」などと、いろいろなことを想像しながら会場へ。しかし、実際の岡野さんは、背が高くて、スタイルがよくて、偉ぶってなくて、こちらの勝手なイメージとは大違いの人だった。

わんちゃんです

岡野さんの話は、自身が勤める会社「リズム&ヒューズ」のことから始まった。画像で見せてくれた会社の様子が印象的だった。壁にかかるセル画や絵コンテから、映画事業に携わっている会社だということがダイレクトに伝わってくる。クリスマスシーズンには、隅々まで掃除の行き届いた廊下に大きなツリーが飾られている。日本の会社にはない「ゆとり」のようなものが感じられた。仕事場でリラックスできるようにと、愛犬の同伴がOKということにもびっくり。「犬がそばにいると、仕事の上で行き詰ったりしたときにバランスをうまく調整してくれる」のだそうだ。リズム&ヒューズ社が動物のCGに定評があるのは、こういうことも関係しているのかもしれない。

smoke particles

映画に登場させる動物は、粘土で作って形を起こし、同じ映画に関わるスタッフ同士でイメージを共有してから、CGで骨格を作り筋肉を付けていくのだという。そんなことができるなんて、まるで神様のようだと思ってしまった。しかし、動物が歩いたり、物が飛び散ったり、雫が滴り落ちたり……という効果を、実際の物質の大きさや重さを計算して正確にシミュレートしても、それが本物に見えなければ仕事としてはNGだという。現実には重力の関係や、物質の質量の関係で起こらないことでも、映画を観た人がよりリアルだと感じてくれる効果が良い効果で、このことを「VFX=視覚効果」というのだそうだ。

「ナルニア国物語」でライオンが子どもたちとお城の中を歩くシーンや、「ナイト ミュージアム」で恐竜が歩くシーンだけでなく、「ハムナプトラ3」で大きな雪崩が起きるシーン、「ザ・リング2」でバスタブのお湯が飛び散るシーンなど、物質の動きさえも操ってしまうというのは、「もしかしたら、神以上かも」と感じた。しかし、最近3D映画の台頭で、仕事量が倍に増えたということには、「神様」もちょっと閉口気味だった。

そして、会場に来ていた多くの若者への「さまざまな国の人がハリウッドに来て仕事をしていますが、日本人はまだ少ない。この中にハリウッドで仕事がしたいという人がいれば挑戦してほしいし、力になりたい」という岡野さんの熱いメッセージでセミナーは終わった。参加者からは「すごかったね~」という言葉が連発し、中には「今なら私、飛べるよ!」と、目を輝かせて話す姿も見られた。そこにいた人は皆、岡野さんの魔法によって、何にでも挑戦したり、何でもできたり……と、まるで映画の主人公のような気分になったに違いない。

岡野さんが審査する「ビデオ部門」「CG・キャラクター部門」にぜひ応募してください。たくさんの応募をお待ちしています。

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